ソウル日記(2)


早朝から靄っている…黄砂と思いきや、霧だそうだ。「梅雨の兆しだよ」と食堂のおじさんが教えてくれた。
KOUSへ劇場の下見&打ち合わせ。公演日は2011年3月24、25日に決定。「こんなに早く予約するのは韓国では考えられません」とスタッフ達が異口同音に笑う(笑)。頼もしい人々だ!
帰りしな、何の騒ぎかと思いきや「球蹴り応援団」の群衆である。愚生も馬鹿になってみた。All The Redsの赤いTシャツはなかなか着心地が良い。14,700원(ウォン)也。
地下鉄2号線に乗って、乙支路3街で3号線に乗り換えようとしたとき、金満里"清志郎車椅子"の右輪がパンクしていることが判明。タクシーで宿まで帰る。「この辺りにパンク修理してくれる自転車さんありませんか」と訊くと「楽園楽器商街の三叉路を30mほど下ると、路地とも言えない狭いところに親爺がいるから、その人に頼みな」とのこと…。とにかく行ってみたら、そのおじさん、なんと飲み屋の主人だった。
「どうした?」
「パンクして…」
「うん、こっちへ持っておいで」
黙々と路上で仕事をする親爺の姿、わけもなく感動してしまった。その間も、おそらく奥さんだろう「はよ店にもどらんかい!」式に店の用事を申しつけてくる。適当にいなしなから、10分もしないうちに修理完了。
「いくらですか」
「5000ウォンだけ貰おうか」
再び感動、感謝!この親爺さん、本職はどっち?(笑)。
夜、廣蔵市場광장시장にて密会。「今日はサッカーで、商売あがったりよ」と屋台아줌마(おばさん)。確かに人出が少ない。それでも、ソウルの胃袋はとてつもなくデカイのであった!